パート4に続き、今回は国際的にも認められた処置であるインプラントの可能性についてお話します。インプラントは1本から数本(顎全体)を埋入する事が出来ます。つまり歯が全然ない総義歯の方でも可能です。また、昔はインプラントを埋め込むための骨が無いときはインプラントができませんでした。現在では、骨が再生する技術が発達し、骨の無いところや骨が少ないところにも新しい骨が再生でき、インプラントを理想的な位置や方向に埋入できるようになりました。固定して噛めることに加え、清掃しやすく、より天然歯の自然観を再現するインプラント治療が確立されました。 「インプラントは一生もの?」−骨の性質、清掃状況も人それぞれです。また、口腔内ではいつも強い噛む力が加わり、清掃も難しく、条件の悪い場所に使用されているインプラントですから、埋めれば一生そのまま使えるとは明言できません。しかし、インプラントは天然歯に近い性能になっています。つまり、天然歯が一生もつ保証がないことと同じです。定期検診、清掃をしっかり行うことで長持ちします。
「インプラントは安心できる治療というが、否定的な歯医者がいるのはなぜ?」
1.インプラントの40年の歴史で臨床応用にはまだ早い。
2.従来の治療法(ブリッジ、義歯)で十分である
3.営利重視の治療への反発
4.寝たきりになったらどうするか?これは天然歯も同じです。寝たきりになるから自分の歯を抜こうとは考えないと思います。何事においてもそうでしょうが、絶対というものはありません。 インプラント治療もいいことばかりではありません。いろいろな短所をどうとらえるかによって、評価が変わってきます。 |