8月になると、小麦たちが収穫されて畑の色彩も大きく変化する時期を迎え、そのほかの作物も出来秋に向かって徐々に姿を変えていきます。
暖気で霞に覆われていた空も朝晩のキリリと冷えた空気で大地は夜露に包まれ、夜空の星たちが凛々と輝きを放ち始める季節でもあります。
ころころ麦ロール 〜 大空町女満別中央
昨年の秋に作付けされた秋まき小麦が、黄金に染まった髪の毛を大型のバリカン?(コンバイン)で刈り取られて一気に丸坊主に…そしてころころロールに変身…。
毎年繰り返されている麦のメークドラマ。畑は輪作で場所が変わるので、同じシーンはなかなか撮影が出来ないもので、まして麦ロールは長い時間置いたままにはなりません。麦ロールも貴重な飼料ですし、最近は燃料?としても利用されるようですから、ますます貴重になり、雨に当たらないようにすぐさま片付けなければならないので、いつまでもこのようなシーンは良いタイミングでないと出会えないものです。この場所はちょうど道路から低い畑が広がって、奥行き感があるので麦ロールが今にも転がって来そうな感じを受けます。麦ロールが片付けられると、再び畑は耕され緑肥のひまわりかキガラシを蒔いて9月下旬から10月上旬には黄色い絨毯になるのを期待しましょう。
輝く星時計 〜 東藻琴山園
お盆を過ぎると、朝晩は急に肌寒くなり空気もキリリとしまってきます。日中の太陽に温められた暖気が空気中に漂うと、霞になり遠くの山々や夜の星の輝きをさえぎってしまうので、この時期を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか?また、この時期から台風や低気圧も頻繁に通過してくれるので、通過後の空は青々としてオホーツクブルーのイメージが一層強調されます。台風や低気圧の去った日は、私たちにとって撮影日和なんです。雨は、しっとり植物の緑を強調してくれますし、空の青さも引き立ち、強風は空気中の霞やダストを掃除してくれるので、空の色調がしまってはっきりとしてくれて、星の撮影には最適です。ただ、星を撮影するためには月の存在も影響があり、月明かりがあると2等星以下の星はその存在を消されてしまいます。この写真の日は、ちょうど低気圧後で月明かりが強くて絶好の星空撮影の夜でした。北極星を中心に北斗七星など北の空の星たちが時計のように動いてくれました。下の町の明かりは網走の街明かりです。皆さんは、どれが北斗七星かわかりますか?星の輝きでもわかると思います。
人間の目では、このように星が回るようには見えませんが、カメラのシャッターを1時間押し続けて撮影するとこのように写ります。カメラによっては、シャッターを開いたままに出来ないものもありますが、三脚があればあとは月明かりなどの条件さえ揃えば難しい撮影ではありません。流星群が発生するチャンスはすでに想定されていますから必ず撮影に出かけます。流れ星を見ながら星に願い事をするのはとても難しいので写真に撮ってからでも願い事を叶えてくれるのであれば嬉しいのですけどね!! |