(1)植え付けの場所 |
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ジャーマンアイリスの植え付けに最適な場所は、次のような場所です。
1.半日以上陽があたる
2.風通しがよい 3.水はけがよい 4.弱酸性〜中性である(ph6.5〜7.0位) 土質はどんな土でもよく育ちますが、排水だけには注意しましょう。水はけの悪い所では、土盛りをして高畝して植え付けてください。 苗は出来るだけ早く植え付けましょう。早ければ早いほど活着がよいようです。 植え付けかたは、畝幅50cm以上、株幅30cm以上離して、根茎の首を必ず地上に出し、背中が丸見えになるくらいの浅植えにします。(これは後に述べる軟腐病にならないため、また軟腐病のチェックがしやすいためです。) 土が乾燥している場合は、植え付け直後、土を落ち着かせるために、水やりをすると、根の活着がよくなり、苗が倒れないですみます。 その後の水やりは不要です。 |
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(2)栽培管理 |
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| *肥料* | |
今までに花や野菜を栽培していた肥えた土地なら、2〜3年肥料は必要ありません。それ以外の場合は、花が咲く前に化学肥料を50〜60g/m2を与えます。これはジャーマンアイリスが肥料を一番必要とする時期は根茎の充実を図らねばならない花後1ヶ月位だからです。 また、草木灰は随時やってください。化学肥料は窒素分が少なくりん酸の比率の多いものをやるようにします。(窒素分の多い肥料は軟腐病を助長するからです。) |
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(3)病気 |
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1.軟腐病 |
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症状…この病気にかかりますと、根茎のつけ根のところを指で押すと、ブヨブヨに柔らかくなり、特有の腐敗臭を発します。道管部でエルウェニア菌が繁殖するため養分や水分が行きわたらなくなり、茎の部分は青枯れになり倒れます。
軟腐病の病原菌エルウェニア菌が繁殖する条件は 1.土壌湿度が高いこと(影響度 70%)
2.土壌温度が高いこと(影響度 20%) 3.土壌酸度はph7.2前後(影響度 10%) 寒地では雪解け時の3月末〜4月末迄に多発します。雪解け時の排水には特に注意してください。
*対策*
暖地では梅雨、または長雨時(9月中)にも発生します。この時期にも特に注意が必要です。 早期発見早期治療が基本です。
*治療方法*
発生しやすい時期に根茎の付け根部分を指で押して確認してください。(この場合特に大きい根茎に注意すること。) 軟腐病は多湿で風通しが悪いと発生しますから、古い葉は根ぎわから取るようにし、雑草も取るよう心がけます。また球根は混みあってきたら株分けするようにしましょう。 軽い場合…ヌルヌルした部分(腐敗部)切り取りよくふいてマイシン剤を塗布してください。 ひどい場合…球根を抜き取り、水道水で腐敗部を洗い、アグリマイシン剤を塗ってから日陰で乾かします。この場合、球根の植えてあった土は除去し、その付近をマイシン剤を散布して消毒します。なお軟腐病の治療方法は今のところ確立されていません。 |
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2.斑点病 |
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春から夏にかけて発生します。最初は小さな黄色の斑点ですが、次第に大きな褐色状になりしだいに葉が枯れていきます。この病気は感染力が非常に強く、放置しておくとどんどん広がります。
*予防方法*
これはカビの寄生によって起こる病気で、前年に被害を受けた株や葉が発生源となっていて、これが高温、多湿の時期に発生します。 薬剤はジマンダイセン、マンネブダイセンM、ダニコール、トップジンM、銅水和剤などです。 この場合、展着剤を混入すると効力が長続きします。 |

