歴史館

アイリス ア・ラ・カルト

6.現在のジャーマンアイリスに至る改良に尽した人達

2人の代表的改良者を紹介します。


(1)ミッチェル・フォスター(1836年〜1907年)
自然からアイリスの種子を採取し、実際に栽培しました。また、世界中のコレクターや友人等から様々な品種のアイリスを収集し、シエルフォートの彼自身の庭に植えました。 彼はそれらを観察・記録し、さらに交配もしました。特に小アジアのコレクターから、大きな花のアイリスをもらい育成した英国では最初の人になり、この事は後にアイリスの改善に非常に貢献した4倍体アイリスとしても知られることになります。
 
(2)WRダイクス(1877〜1925年)
彼は、フォスターが出来なかった未解決の部分や、アイリス全体の研究を続けていました。ダイクスの庭ではフォスターから引き継ぎ栽培している品種と、世界中から送られた多種の野生のアイリスを栽培していました。やがて、アイリスの歴史的大著『The Genus Iris』(1913年)を発表し、世界のアイリスを紹介しました。また、彼はアイリスで初めて黄色の4倍体を作出しました。彼の功績を称え、アメリカのアイリス協会は、『ダイクスメダル賞』を設立し、彼を記念したダイクスメダルをその年の最優秀花に贈られています。

参考引用資料
 『THE IRIS the rainbow flower』 by Ben R. Hager
 『講談社 園芸大百科事典 第五巻 夏の花T』
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